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お知らせ

香り×言語化プログラムは、「匂いを嗅ぐ」という非言語的なインプットと「香りのイメージを言語化する」というアウトプットを組み合わせたユニークなアプローチで、嗅覚、感性、伝える力といったソフトスキルを磨くプログラムです。
※当初、「香り×言葉による嗅覚・感性ワークショップ」としてご案内していましたが、名称およびプログラム構成を改編しました。
「今、五感や感性を取り戻すことの価値が見直されている」
高度情報化社会において、私たちは日々、情報処理に追われています。多くの人が、いつしか感覚や感情を扱う力(感性や身体感覚)を置き去りにしてしまっているのではないでしょうか。頭だけでなく一人の人間としてまるっと動けるからこそ、パフォーマンスを発揮し、充実した毎日を過ごせるのではないでしょうか。
嗅覚は、人間の生命維持のために機能する最も本能的な感覚です。本プログラムは、嗅覚の活性化を起点に、香りという自己の外側の世界を捉えつつ、自己の感覚、意識、思考に意識を向けるワークを通して、五感と感性を回復させます。
「嗅覚はスピーディ。だから私たちは香りを無意識的かつ直感的に感じる」
匂いを嗅いで脳に伝わるまでの速さは約0.2秒といわれ、とてもスピーディです。香りの情報が脳に伝わると、情動(快・不快の生理的反応、無意識的)や感情(主観的で意識的)といった心の動きが生じます。
こうした心の動きは無意識的かつ直感的であるため見過ごしがちですが、実は感性と結び付くものでもあります。たとえば、香りからインスピレーションを得たり、記憶が呼び起こされるといった経験はないでしょうか?
このような無意識的かつ直感的な心の動きを丁寧に言語化することは、自己理解を深める入り口でもあります。嗅覚というスピーディな感覚だからこそ、自然な形で言語化の過程を体験することができます。
「見えないものを言葉にする意味」
AIが進化しても、目に見えないものを感じ取り、言葉にして伝えるという行為は人間にしかできません。
香り、感覚、感情は目に見えないので、伝えにくいものです。「香り×言語化」のアプローチで、伝えにくいものに輪郭を与えて他者に伝える力は、AI時代において、これまで以上に重視される人と人とのつながりを強めるのに必ず役立ちます。
◎「香り×言語化プログラム」のコースについて
「香り×言語化プログラム」には、3つのコースがあります。
・「香り×言語化ワークショップ 〜目に見えない匂いと感覚を言葉で表し、感性と伝える力を磨く〜」
・「ビジネスパーソンのための香り×言語化ワークショップ」(詳細は後日公開)
・「香りのプロフェッショナルのための香り×言語化ワークショップ」(詳細は後日公開)
◎「香り×言語化ワークショップ 〜目に見えない匂いと感覚を言葉で表し、感性と伝える力を磨く〜」
感性・コミュニケーションに関心のある一般の方向け。2回完結のワークショップです。
香りを手がかりに、自己の内面(感覚・感情・記憶)を丁寧に観察し、言葉にする練習をしていきます。五感を使い、感覚・感性と言葉を往復しながら自己理解・他者理解を深め、コミュニケーション力を磨きます。
現在、モニター参加募集中です(モニター期間:7月〜8月)。
【詳細・申し込み】https://amberbottle.com/wk20250712
◎「香りのプロフェッショナルのための香り×言語化ワークショップ」(8月開講)
香りに関するプロフェッショナルのためのワークショップです(毎月1回開催)。
香りを扱うプロフェッショナルとして、香りの特徴を客観的かつ魅力的に伝えるスキルの向上を目的としています。香りを観察して言葉に変換するスキルを鍛えながら、熱量ある自分自身の言葉で表現する練習を繰り返します。ほかの参加者との対話を通して、語彙や表現の引き出しが増えていきます。
<対象>
アロマセラピスト、アロマ講師、販売、香りに関わる仕事をしている方
こちらのワークショップは、「香り×言語化ワークショップ 〜目に見えない匂いと感覚を言葉で表し、感性と伝える力を磨く〜」を受講済みの方が参加できます。
詳細は後日公開します。
◎「ビジネスパーソンのための香り×言語化ワークショップ」(9月開講予定)
日々、言葉で伝える仕事をしている方のためのワークショップです。
「伝えにくい感覚を、論理と感性のバランスで言語化する」練習を通じて、観察力・表現力・対話力を実践的に高めていきます。グループワークを通して他者の感覚や価値観を理解し、共感するコミュニケーションとは何かを考えるきっかけにもなります。
<対象>
営業、企画、ライター、編集、チームリーダーなど、言葉で伝える仕事をしている方、コミュニケーションスキルを磨きたい方
詳細は後日公開します。