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コラム

アンバーボトル式スキンケアトレーニング受講体験インタビュー

体で感じて覚えるスキンケアトレーニング「アンバーボトル式スキンケアトレーニング for women」のデイリーケア編スペシャルケア編を受講してくれたAさん(40代女性)に、ご自身のスキンケアへの意識やお肌を振り返ってもらいつつ、今回のスキンケアトレーニングの印象をうかがいました。



坂田:普段はどのようにスキンケアをしていますか?
Aさん:顔を洗って化粧水をつけてから、乳液をつけるか、ここで作ったオイル(フェイシャルオイル)をつけてます。

坂田:これまでに、肌トラブルやスキンケアのしかたについて、何か悩みがありましたか?
Aさん:Tゾーンはオイリーで、目の周りが乾燥したり、痒くなったりします。

坂田:それに対して、何かケアしていますか?
Aさん:何もしていないです。

坂田:普段のスキンケアで、特に悪化はしていないですか?
Aさん:はい。目の周りが荒れるのは、多分化粧品(アイメイク)。アイシャドウとかはあまり冒険しないで、大丈夫そうなのを使ってますが、それでも体調によっては出たりするんで…。

坂田:お手入れ自体の悩みは何かありますか?
Aさん:今使っているもの以外を使うとピリピリしたり、痒くなっちゃったりするんですよね。

坂田:レッスンで作ったスキンケア用品は大丈夫ですか?
Aさん:はい、大丈夫なんです。ただ、乾燥する感じがします。でもオイルを塗れば大丈夫。夜はオイル塗れば大丈夫で、朝は気にしない(笑)。パリパリだなとか思いつつ、そのまま化粧して会社に行くっていう。

坂田:それどころじゃないって感じですよね(笑)。今日は、最後の仕上げで洗顔したあとにブースターオイルを塗ってからフローラルウォーターをつけてもらいましたが、どんな感じですか?
Aさん:めっちゃ、しっとりしてます。特に違和感なく、いい感じです。

坂田:ブースターオイルという使い方をする人って、あまりいないのかな? この前、ローズウォーターをつけた肌があとつっぱるという人がいたので、オイルを先に少量塗ってからローズウォーターをつける方法を教えたらつっぱり感がなくなって、その後も続けているようです。用品を使う順番というのも、意外に盲点なのかも。

Aさん:昔、アルビオンを使っていたんですが、「アルビオンは乳液からです」と言われました。

元々は匂いが苦手だった


坂田:元々、匂いが苦手と言っていましたけど、アロマを取り入れたスキンケアに抵抗がなくなって、香りを楽しんでもらっているように見えます。最初の頃、アロマをスキンケアに取り入れることをどう思っていましたか?
Aさん:意識が高いと思っていました。私、(スキンケアの)意識が低いです。朝しか洗顔しないとか。

坂田:アロマのスキンケアに対して、何か期待感とかありましたか?
Aさん:うーん、期待感…。どんな感じなのかと思っていました。最初は友達と一緒に、つぶつぶを溶かして作るやつ(フェイシャルバーム)を作って、「あ、作れるんだ」というところから始まって、おもしろそうだなと思いました。

坂田:肌がどうこう、というよりは、作るほうに興味が行ったわけですね。
Aさん:匂いが苦手だけど大丈夫かなと思いましたが、1回作ってみるくらいなら、おもしろそうだし。

坂田:で、作ってみたら、匂いも特に違和感なかったみたいですね(注:実は、Aさんが元々、匂いが苦手なことは、初回のレッスン後に知りました)。それって、精油だからなんですかね?
Aさん:うーん、そうなんですかね。精油も、ここで使っているのが好きなのかもしれないです。

意識の低い自分にとって美容レッスンやエステはハードルが高い


坂田:なぜこの講座を受けようと思いましたか?
Aさん:自分があまりにも意識が低くて、でも気にはなっているんです。何かしないといけないとは思っているんだけど、ネットで情報を検索するのは面倒くさいし。だから、こういうふうにトレーニングしてくれるところに行けば、まとめていっぺんに教えてくれるし、手取り足取り教えてというかスパルタでやってくれたほうがわかるかなぁと。エステに行くよりは、教わるほうがおもしろいから。

坂田:私も元々は意識低いから前は全然見なかったけど、こういうことを仕事で扱うようになったから美容系メディアをちょっとは見るようになりました。世の中どうなってるのかなぁと思って。そしたら、高級美容液が何万円もしてびっくり。
Aさん:そもそも、ベーシックなところが知りたくて、そういう上澄みのところは必要ないんです(笑)。手が届かないうえに、結局どうしたらいいのかわからないから。地ならししないと。

坂田:最近はよくあるけど、肌のことって教えてくれるところないですよね。
Aさん:ちょっとやっぱりハードルが高いですよね。坂田さん(知り合い)だから来たけど、そうじゃなかったらちょっと怖くてなかなか行けないです。
坂田:私の場合は、美容というよりも、アロマからスキンケアに興味が出ました。アロマをやって、肌にいい精油があることを知ったり、キャリアオイルを試したら肌が元気になったり。それで、だんだんと肌のことにも興味が出てきて、アロマとスキンケアを深めようと思うようになりました。

肌に触れるトレーニングで正解・不正解がわかる


坂田:この講座は、実際に普段のクレンジング・洗顔・保湿をやってもらい、講師がチェックして問題点を指摘します。また、実際に肌に触れたりもしますが、それについてはどう思いましたか?
Aさん:触られるのは全然いやじゃないですし、坂田さんが気にしながら触るので、気にはなりませんでした。むしろ、触ってくれたほうが「どのくらい(の強さ)」というのがわかるから、ユーチューバ−の動画を見るだけではわからないことがわかると思いますね。

坂田:動画ってわかるようで、実はわからないですからね。トレーニングを実際にやってみて、難しかったことや苦労したことなどがあったら教えてください。多分、手順を覚えるのが大変なんじゃないかと思うんですが。
Aさん:教えてくれることはわかりやすいです。ただ、いざ自分がやってるときに、これがいいのか、ダメなのかがわからない。だけど、「違う」と言われるから、違っていることに気づくことができるのがいいなとは思います。

坂田:(2回目のトレーニングを受講した)今日は、いいときとダメなときの違いの感じをつかめたように見えました。
Aさん:全然違いました。最初は、手が肌に全然密着していなかったけど、「密着ってこれかな」と、ちょっと光が見えたみたいな。

坂田:それをご自宅でもできそうな気はしますか?
Aさん:なんかできそうな気がします。今日は2回目だから。1回目は、わかった気にはなれました、とりあえず。あと、ダメなところもわかった。やっぱり2回やらないとわからない。1回じゃ無理かも。

坂田:密着って、難しいですよね。
Aさん:難しいです。難しいけど、やっぱり大事なところですよね。

坂田:今日、やさしい密着の手でマッサージしてみて、肌の感触はどうですか?
Aさん:つるつるしてます。それは、クレイパックのせいかな? でも、オイルマッサージしてるときは、血行がよくなっているというか、巡ってる感じがしますね。

坂田:あと、ホットタオルの偉大さ(注:洗顔・保湿後にオイルマッサージ、その後、クレイマスクをしてマスクを落としたあとにホットタオルで拭き取りをします)。
Aさん:あれは、いいです!

匂いが嗅ぎたくて夜の洗顔ゼロからほぼ週6回へ


坂田:今後、1回目、2回目で習ったスキンケアを継続して自宅でできそうでしょうか?
Aさん:できそうな気がします。

坂田:このスキンケアが楽しいから続けたいというような強い気持ちにはなりましたか?
Aさん:うーん…。

坂田:というよりは、今日できるようになったから、続けられそうな気がする感じですか?
Aさん:そうですね。

坂田:スキンケアをそれほどしたいと思わないのはどうしてでしょう?
Aさん:スキンケアをしたくないのは、ただ面倒くさいからだけなんです。面倒くささに勝つか勝たないか。夜、家に帰って座ったら立てなくなっちゃうから、いつも帰ったら座らないでごはん作って食べて…。

坂田:一日中忙しいから、疲れ果てちゃうんですね。
Aさん:そうですね。以前は夜の歯磨きも怠りがちでしたが、歯の矯正をしたのをきっかけに毎晩ちゃんと磨く習慣ができました。

坂田:どうやって克服したんですか?
Aさん:それは、やはり歯の大切さ。「歯がなくなったらとか、虫歯になったときの痛みとかを思い出せ、がんばれ私!」と。しかも矯正した歯が虫歯になったら、まあまあお金をつぎこんだのに、どうなの?と。せっかく矯正してきれいにした歯だから、きれいな状態をキープしたいという意識が働きました。

坂田:それは強い動機付けですね。
Aさん:そうですね。でも、1回目のトレーニング以降、夜の洗顔も習慣になりました。週に1回くらい洗わずに寝ちゃうこともありますけど、100%やっていなかったことを、週に6回やるようになった。理由は、いい匂いだからですね。やっていて気持ちいいから。歯磨きをし終わって、「ネロリウォーターがあるだろ、私! ネロリウォーターをつけるためにはまず顔を洗えじゃない?」と(笑)。

坂田:自分を鼓舞してるわけですね。
Aさん:で、顔を洗い終わって、冷蔵庫まで行ってネロリウォーターを取り出して、顔につけて「は〜、いい匂い」となって寝るわけです。こういう流れができたわけです、嗅ぎたいから。

坂田:いい話ですね。ゼロからそこまでいったこと。そして、匂いが動機になっているのがすごいです。
Aさん:自分の顔がピカピカになるのは、あまり動機付けになってません。
坂田:そこがおもしろい! たぶん、大きな肌トラブルがあるというわけではないからかもしれないですね。

坂田:では最後に、このトレーニングを受ける前の自分に、スキンケアについて何か伝えたいことがあるとしたら、それはどんなことですか?
Aさん:やっぱり、夜ちゃんと顔を洗うとつるつるするということと、顔はこすっちゃいけないよ、ですかね。

スキンケアに対する意識が低いけれど、何かしないといけないとは思っていたAさん。夜の洗顔を習慣にできるようになったのが「いい匂いを嗅ぎたい」という動機だったのは驚きでした。夜のスキンケアに香りを取り入れるとリラクゼーションにも役立つので、今後もぜひ続けていただきたいです。

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