香りは、知識よりも先に、
それぞれの人の感覚に触れるものだと思っています。
AMBER BOTTLEは、
香りを「学ぶ対象」ではなく、
「関係をつくっていく存在」として扱う場です。
以前は、
精油の特徴や使い方、ブレンドの考え方を
伝えることに力を入れていました。
けれど、ワークショップや調香を重ねる中で、
「どう使うか」よりも、
香りを「どう感じたか」を言葉にしようとすること、
そしてその時間そのものが、
人にとって大切な意味を持つと思うようになりました。
香りの感覚は、とても個人的なものです。
一方で誰かの言葉を通して、心が動かされたり、
別の見え方を与えられたりすることもあります。
自分の感覚を言葉にすること。
他者が紡いだ言葉に耳を傾けること。
その往復の中で、
香り、そしてその感覚が、
少しずつ輪郭を持ちはじめます。
香りとの関係に、
目標や正解があるとは思っていません。
もし、少し立ち止まって
香りと向き合ってみたいと感じることがあれば、
そのタイミングで関わってもらえたらうれしいです。
現在は、
香りを選び、つくり、言葉にするワークショップと、
パーソナルな空間のための調香を行っています。
香りについて考えたことや、
ワークショップで感じたことを、
言葉として残しています。
ときには、レシピや調香の失敗談なども書いています。
すぐに役立つ情報ではないかもしれませんが、
香りとの向き合い方の一例として、
興味のあるときに読んでもらえたらうれしいです。
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
坂田弘美